【キャデラック】修理完了

というわけで、土曜日の昼過ぎから作業を開始。

作業内容は、
ヒーターホース:エンジン・ヒーターコントロールバルブ間、バルブ・ヒーターコア間の交換
ラジエターアッパーホース:汎用品から成形品への交換


作業手順は、
1.ラジエターのドレーンから、クーラントを適量抜き取る。
2.抜き取ったクーラントは、再利用するので容器に受ける。
3.ラジエターアッパーホースを外す。
4.エンジン・ヒーターコントロールバルブ間のホース、バルブ・ヒーターコア間のホースを外す。
5.ヒーターホースを必要な長さに切り、取り付ける。
6.アッパーホース(成形品)を取り付ける。
7.クーラントをラジエターに入れて、エア抜きし完了。


それでは実際に作業を開始しましょう。結局2時半頃から作業を開始しました。


ドレーンコックからクーラントを抜く時、全部抜き取ると後のエア抜きが大変なので、ヒーターホースを外した時にこぼれない程度に抜いておきます。


劣化したホースを外すのは意外と大変なので、カッターで開くように切込みを入れると外しやすくなります。
基本的には、外したホースと同じ長さに新しいホースを切り、取り付けるだけです。


外したホースには、見事に亀裂が入っており、ホースの弾力もなくカチカチになっていました。


ホースの取り付けは、エンジン側が作業スペースが無く大変。
結局、オルタネータのブラケットを外し、作業スペースを確保し、なんとか挿入できました。


ヒーターコア・ラジエター間のホースは太い(19mm)為、今回入手したホース(15.9mm)が使えませんでした。
こちらは以前交換されており、まだ弾力があったので、一度外してから、両端を2cm程度切って再利用しました。


ホース類が全部取り付いたら、クーラントを入れてエア抜きします。
エア抜きをちゃんとやらないと、オーバーヒートの原因となります。


エア抜きの手順は、
1.クーラントをラジエターに入れエンジンをかける。キャップはしない。
2.ボコボコとエアが出てくるので、必要に応じてクーラントを足す。
3.エアが出てこなくなると完了。キャップをしてからエンジンを切る。


キャップをしてからエンジンを切らないと、一気にあふれてきます。(実際、あふれた・・・・)


ということで、エア抜き完了が5時前でした。
オルタネータのブラケットを外したりして、ホースの取り付けに思った以上に時間がかかりました。
ついでにオルタネータも外した方が楽で早かったかも・・・・


とりあえず、無事に直りました。